まずYouTubeにおいて「トラフィック」とは、
『視聴したい動画にたどり着くまでの経路』のことです。
中でも主要な3つ経路として、、
①トップページに表示された動画から視聴する経路
②YouTube内でキーワード検索して発見し視聴する経路
③視聴中や視聴後に表示された関連動画から視聴する経路
この3つがYouTubeにおいて動画視聴に至るまでの主なトラフック(経路)です。チャンネル運営をしていく上で、まずはこのことを理解しておくことが重要です。
動画視聴体勢の違い
ユーザーが動画を発見するトラフィックによって、動画の視聴に対する姿勢も異なります。
例1)エンタメ系の動画視聴の場合
→ 家でゆっくりしているときや、暇な空き時間などユーザーが時間を持て余している時に視聴する傾向があります。 このケースの場合、これといって見たい動画を決めてYouTubeを開くのではなく、
何気なくYouTube開いて、表示されたトップページのおすすめ欄から、なんとなく興味を持った動画を選択し視聴しています。
従ってこのトラフィックは、ユーザーは自ら検索等のアクションを起すことなく動画の視聴にいたります。
そして数秒見ただけで、その動画に興味があるか判断するので、動画の冒頭で離脱するケースも多くあります。
このことか、エンタメ系動画の制作において、冒頭だけでこの動画がどういった内容のものなのか判断できるような構成で制作することが重要となることがわかります。
例2)自己啓発・専門知識に関する動画視聴の場合
→自分の学びのために動画を視聴するユーザーは
YouTube内でキーワード検索し、自らの意思で視聴したい動画を探し視聴します。このケースの場合、よほどのことがない限り動画の冒頭で離脱し視聴をやめることなく
最低でも数分間は視聴します。
さらに、その動画を見終われば、関連動画から次の動画を視聴するケースも多い傾向にあります。
ユーザーは元々興味を抱いた内容の動画を視聴しているため、「見る体勢」が整っているからです。
このように、トラフィックによってユーザーの「動画を視聴する体勢」に違いがあることを理解することも
動画制作において重要です。